事業概要

居場所「みんなのおうち」運営

大久保地域に教室の卒業生や子ども達がのんびりしたり、学習したり、ご飯を食べたり、相談したり等、色々な事に使える居場所を2017年8月に開設しました。子ども達は毎日色々な目的で来て利用しています。

開所時間

毎日16:00〜21:00  毎日子ども食堂:毎日19時頃から


「こどもクラブ新宿」運営

「こどもクラブ新宿」は、外国にルーツを持つ子ども達が日本社会で個人として生活するために十分な準備が整えられ、差別される事なく社会で活き活きと活躍できる人材になれるように、日本語や教科を共に学び、更には集ういかなる人々も人間尊重の精神を基盤として共に生きる事を考え、学ぶ事ができる場です。

2007年新宿区恊働事業提案制度のもと、NPO法人みんなのおうちが二ヶ所の児童館を使い「外国にルーツを持つ子どものための日本語と教科学習教室」を週5日運営する事業を提案し、区との恊働事業として開始しました。2015年度より一ヶ所に集約し週3日開催しています。

運営に参加いただけるボランティアスタッフを募集しています。
ご質問、ご応募は  お問い合わせページ からお寄せください。

■対象

日本国籍・日本生まれの子も含む外国にルーツのある子ども

① 小学生4年生以上クラス

火曜日・木曜日 17:30〜19:00

② 中学生クラス

火曜日・木曜日 19:00〜21:00
土曜日 17:30〜20:30

■運営ボランティア募集

・対象者: 退職者、会社員、主婦、大学院・大学生等
・参加条件: 子どもが好きな方

(   新宿区委託先 公益財団法人 新宿未来創造財団の関連ページ  )


「映像制作」事業

2009年国際交流基金の企画として協力を依頼された事がきっかけで始めましたが、活動として定着し毎年実施しています。外国にルーツを持つ子どもに地元を知ってもらうため、大久保の街をDVDで紹介する事を始めました。その後も毎年開催しています。

講師

佐藤博昭(日本大学芸術学部非常勤講師)
服部かつゆき(ビデオアーティスト)
佐野洋介(映像作家)
(順不同)


文化交流

2005年から毎年12月に教室に通っている生徒、卒業生、その友達、ボランティアが集まり各国料理で交流をはかっています。


多言語での絵本の読み聞かせ

大久保図書館との共同企画として、母語絵本を翻訳し、日本語と母語での読み聞かせ・日本語の絵本を多言語に翻訳し、母語で読み聞かせを行っています。


新宿多文化共生防災フェスタ

教室の卒業生や生徒達が通訳・ダンスパフォーマンス・MCとして協力し、参加しています。


職場体験

ハンバーガーショップSHAKE SHACKで中学3年生が職場体験をしました。
先ずお店に挨拶に伺い、翌日からはユニホームに着替え、10時からのスタッフミーティングにも参加して、SHAKE SHACKの成り立ちからミッションまでを説明してもらいました。更に当日の仕事の打ち合わせなどをしてから、11時開店の準備、13時までの2時間、二人一組にスタッフが一人ついて下さり働きました。始めは不安げでぎこちない動きでしたが、30分もすると他のスタッフ見分けがつかなくなりました。あっと言う間の2時間でした。終わってから、スタッフの方からメッセージカードもおのおのもらい、ハンバーガー、ポテト、レモネードにオリジナルTシャツをプレゼントされました。
参加した子どもたちの感想は「スタッフさんのお客さんへの心配りが優しくて、すごかった。楽しかった」でした。教室での姿よりも生き生きしていた事が印象的でした。


就学、進路、就職、ビザ、虐待、教育問題、家族問題など相談

ケースによっては行政や弁護士と連携し解決を図ります。


他団体との連携事業

  • 特定非営利活動法人10代・20代妊娠SOS新宿—キッズ&ファミリー
  • 地域低所得者家庭低学年学習教室(榎町子ども家庭支援センター、子ども総合センター)
  • 新宿・子どもネットワーク(新宿区内の子ども食堂を運営している団体との連携)